プロポリスは、ミツバチが集めた様々な樹液などから作られるものです。ミツバチが集めるというと「ハチミツ」をイメージしますが、プロポリスはハチミツとは別の物です。実際、ハチミツのような甘い香りを期待して飲んでみると、刺激の強い苦さに驚いてしまいます。
プロポリスは、ミツバチが樹液などを集めて、唾液を混ぜてつくる原塊が原料です。原塊は日本では「蜂ヤニ」とも呼ばれています。
プロポリスの原塊は、ワックスのような状態で様々な植物の独特のにおいがします。プロポリスの成分の55％は樹脂とバルサムで、30％がワックスです。バルサムは樹脂が溶けた強い粘度の液体です。いわゆる松脂もバルサムです。松脂のようなにおいがするのは、このバルサムが原因です。
プロポリスを飲んだ時の感想でもっとも多いのが「苦い」というものです。プロポリスの苦味の原因は、ミツバチの唾液に含まれる成分です。この唾液で植物から採取した栄養素を巣に補給します。この分泌液が苦い味の原因になります。
プロポリスを飲んだときに感じる刺激は、植物の「ユーカリ」や「アレクリン」などの成分です。ユーカリやアレクリンには抗菌効果や抗炎症効果、抗酸化効果など様々な効果があり、薬草としても利用されています。このれらの有効な成分が強い刺激として感じられるのです。
プロポリスはのにおいや味は、品質によっても差があります。良質のプロポリスは、最初は苦味や刺激を感じますが、慣れていくうちに樹木の香りや甘味を感じるようになります。質の悪いプロポリスは、刺激と苦味がいつまでも残っています。味や刺激が変わらない場合は、品質の悪いプロポリスだと思っても間違いではありません。
プロポリスのにおいや味を薄めるためには、牛乳や野菜ジュースなどの混ぜて飲むのもオススメです。また、ドリンクタイプのサプリメントから始めて、慣れてきたらプロポリスの液にチャレンジするのも効果的です。
(参考)
プロポリスとハチミツの違いは
http://www.nwdivenews.com/08.html#contents
ミツバチが作り出す有能なプロポリス
http://www.homerunball.jp/pro0008.html
プロポリスに含まれる原料
http://www.e-worldshop.jp/genryou.html
